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キーワード - 人事制度の位置づけ
VOL.2
「終身雇用・年功序列・職能資格制度なんてもう古い」と昨今言われ続けております。確かにニッポン企業の現状からすると「総論正解」だと私も思っております。
しかしながら高度成長時期にニッポンを支えてきた、「日本型人事制度」と名の付く位もてはやされた制度であることには間違いありません。その時期の経済環境下における各企業は、シンプルで揺るぎないビジネスモデルを持ち、マーケットは拡大の一途であったため、ビジネスモデルを実践してくれる「優秀な人材を長期的に確保すること」に重点をおいてきました。それ故、経営状態とは切り離された制度となっていました。
今や人事制度は「経営に直結した人材マネジメントの柱」でなければならない時代となり、新たなビジネスを創造するための制度であることが求められています。
代表取締役 阿久津 操